
車を査定してもらうには、大きく分けて2つの方法があります。一つは『出張査定』です。自宅または、指定した場所に来てもらう方法です。もう1つは『持ち込み査定』と呼ばれる方法です。不思議とどのサイトをみても持ち込み査定をおすすめしていません。なぜでしょうか?それは持ち込み査定の方が明らかに不利なことが多いからです。
目次
車の持ち込み査定をおすすめしない理由
営業マンに粘られて、なかなか返してもらえない
持ち込み査定は、こちらが車買取店や中古車販売店の店舗に出向かなければいけません。言うなれば、相手の陣地に乗り込むようなイメージです。相手側は自分たちのペースで査定をすすめることができるので、ラッキー案件だと思っています。また、査定額の算出が終わると、価格提示があります。持ち込み査定だと、ここでしつこく粘られてしまいます。このような会話が繰り広げられ、消耗します。



1社づつ個別に価格交渉と査定をし、精神的にも消耗する
各社の査定作業は基本的には同じ内容です。説明もほぼ同様です。つまり、同じ作業を何度も繰り返す必要があります。また、営業マンに粘られるのは、1社だけではありません。このやりとりを3回別々の場所でやることの退屈さを想像してみてください。私だったら、わざわざ自分で訪問して、こんな交渉をされることは絶対にやりたくありません。


単純に時間がもったいない
車の査定を依頼するのは基本的に休日です。土日が休日の場合は道路も混雑していますよね。中古車買取店や販売店はほぼ大きな幹線道路に沿った場所に店舗がありますので、混雑した道路を運転しなければいけません。イケアやコストコ、アウトレットなどの大きなショッピングセンターがあると、それだけで道路が混雑します。
混雑した道路を運転し、わざわざ訪問するくらいなら出張査定を使って楽をした方が絶対に良いです!
交渉の主導権を査定会社に握られてしまう
戦国時代の戦でも、ビジネスの交渉でも同じですが、相手の陣地で何かを行うことによるメリットはほぼありません。話を大きくしてしまいましたが、自動車の査定も同じだと考えてください。私の場合は面倒な交渉ごとなどは、自分が土地勘のある場所で行いたいです。また、『相手よりも先に到着して、下座で待つ!』はビジネスの鉄則です。持ち込み査定はこの鉄則に反します。
少しでも高く売りたいと思ったら、自分のペースですすめられる、出張査定をおすすめしています。
出張査定を使い、自宅で査定をしてもらえれば、相手が粘ってきても『15時から別のお客さんがくるのでそろそろ・・・』と言えば、帰るしかなくなります。
子どもの待機スペースがあるような場合、持ち込みも査定もいいのかも
オニキスなどの大手買取店・販売店は店舗によっては、キッズコーナーがあります。自宅に出張査定で来てもらうと、子どもの面倒が見れない・・・なんていう場合はキッズコーナーのある買取店を利用するのも一つの方法です。3−5歳くらいまでの子どもがいると、1時間も我慢して待たせるのは少し可哀想ですよね。キッズコーナーがあれば、おもちゃで遊んで待つこともできます。
まとめ
貴重な時間や体力を浪費してまで、持ち込み査定をするのは、あまり合理的ではないことが分かって頂けたかと思います。自宅にインターネットの環境が無くても、スマートフォンがあれば、出張査定の申し込みもできます。『やることが無くて暇して死にそう!』という人以外は、高く買い取ってもらえる可能性も高い、一括見積もり&出張査定を使った方が良いでしょう。