
車を売って、カーシェアに完全移行して数年がたちました。その間に、何度か『自家用車欲しいなぁー』と思うことがありましたが、日々の維持費や税金を考えると、やっぱりあまりメリットが無いなぁと感じて、今日に至っています。
日々の車利用はカーシェアで十分なんですが、同様の環境の友人からは、結構疑われています。『本当にカーシェアで大丈夫なの?』と。そこで今回は、我が家のライフスタイルからカーシェアの使い方を紹介します。同じような環境の人で、車の維持費が・・・という人の参考になれば良いなと思います。
目次
【前提になる条件】都内在住の我が家。4人家族で小さい子どもが二人。
そもそもの条件として、地方在住だと車を手放せないですよね。そのため、どちらかというと都市圏在住者向けにはなるかと思いますが、まずは我が家の家庭環境をご紹介しておきます。
- 東京23区在住
- 住居は分譲マンション(車があったら、ローンに加え毎月の駐車場代も)
- 子どもは二人(幼稚園の年中さんと、2歳の保育園生)
- 妻の移動は電動自転車がメイン。電動自転車はほとんどが10万円以上しますが都内の子育てママの所有率はすごく高そうです。
- 日々の移動は電車メイン。子どもはバスか、妻の自転車。
- 基本的な生活必需品は徒歩または、自転車圏内で買い物できます
- 電化製品や家具などは全部ネットで買います(アマゾン、楽天、ヨドバシの3つを使い分け)

車を使うシチュエーションは?
車を使うのは、ほとんどが土日のレジャーです。月に一度の家族でのお出かけや、ちょっとした買い物(イケアとかコストコです)で、平日はほぼ使いません。
雨の日はどうしているの?とかよく聞かれます。確かに雨の日に自転車で子どもを保育園に送迎するのは大変ですよね。なので、タクシーを使います。雨の日のちょっとした外出(子どもの送迎や病院の帰り道など)は躊躇せずにタクシーを使おうというのが、我が家のやり方です。まぁ、だいたい片道1,000円くらいです。それでも往復タクシーだと結構お金がかかりますので、帰りだけは面倒だからタクる、というのが多いですね。
迎車をお願いすると、410円?くらい余計にかかってしまいますが、まぁ気にせず日本交通のアプリを使っています。電話よりも楽チンでクーポンもたくさん発行されるので、結構重宝しています。
これは完全に余談ですが<タクシー代払うから、もう1件いこうよ>の対策として
終電がなくなるけど、もう1件行こうよ!タクシー代払うから。こんなセリフをよく聞きますよね。2,000円くらいで家に着くはずなのに、なぜか5,000円払ってしまった。みたいなケースは多いでしょう。でも、このアプリにクレジットカードを登録しておけば、下車した場所で自動で決済されます。実費の請求がクレジットカードにくるだけなので、無駄なタクシー代請求対策の一助としても、活用できます。
自家用車保有者がかならず言う一言『カーシェアってどうなの?』
私のカーシェア歴は、タイムズカーシェアに始まり、今はカレコに落ち着いています。タイムズを辞めてカレコに変更した理由は、カレコの方が予約が取りやすく、色々な車に乗れるからです。カーシェアの利用手順をとても簡単に説明します。
- スマホで空いている車を予約(他の人が予約していなければ、いつでも利用OKです)
- 予約した車の駐車場に行く(車は駐車場に置いてあります)
- 利用して、予約終了の時間までに同じ駐車場に返却する(ガソリンとかは入れても入れなくてもOK)
利用にはクレジットカードとスマホが必要ですが、それ以外は特に必要なものはありません。カーシェアを使いこなせるポイントが2つあって、スマホ操作に抵抗がないことと、自宅から歩いていける範囲にカーシェアの駐車場があること、この2点だと思っています。
自家用車でもカーシェアでも1回あたりの使用料はかかっています
カーシェアは都度利用料金が請求されるので、『お金を使った』という感覚が強いですよね。でも自家用車だと同じように利用しても、あんまり『お金を使った』という感覚が無いです。これは自動車ローンや保険代、ガソリン代が毎月の固定費に含まれている為でしょう。必要な支出と認識しているためだと考えます。要は食費や携帯電話代と同じ扱いになっている為ですね。
でも、よく考えてみてください。実際にはこれだけお金がかかっています。しかも、この表には自動車の車体費用が入っていません。ローンが月額で3万円だとすると、月に6万円年間72万円もかかっているのですね。カーシェアで月に6万円使おうとなると、結構大変です。
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車を売ることで月々の固定費を下げることができる
【無料です!試してみてください】10万円以上高くれた人が続出! 関東や名古屋、大阪などの都市圏に住んでいると、車を持っているというだけで、高額な維持費が必要になりますよね。車体のローンに加えて、保険、 ...
しかし車は手放せないという人へのアドバイス
新車を買うタイミングや車の買い替えを検討したタイミングで、一ヶ月だけカーシェアで過ごしてみる、というのはいかがでしょうか。確かにいきなりカーシェアだけで過ごすというのは勇気がいります。でも、ライフスタイル的に車を持たなくても十分だと思う人は都心や都市圏にはたくさんいるはずです。
いつどんなタイミングで車を使っているかが分かれば、カーシェアでも十分かどうかの判断ができますからね!仮に、自家用車を手放してカーシェアにした場合、毎年自家用車にかかっていた固定費が70万円くらい軽くなります。その分カーシェアやタクシーに費用はかかりますが、70万円まではかからないと思います。
車の買取価格見積もりを事前にとっておくと安心
車の価値は走行距離や年式によって変わりますが、買取価格は毎年確実に下がります。すぐに売却する予定ではなくても、一度買取金額の見積もりをとっておくとよいでしょう。いざとなったときの判断が早くなります。
ライフスタイルによって最適な車との付き合い方があるはずです。ぜひこのタイミングで一度考えてみてはいかがでしょうか。