
車を査定してもらう前に洗車をすると、査定価格があがるかどうかについてはネット上で、ちょっとした争いがあります。
洗車した方が査定価格が上がる派 VS 洗車をしても査定価格があがらない派、の争いです。
これについては、私なりの結論は出ていますが、結論を出した背景について書かせて頂きました。
目次
先に結論を書きます!
当サイトの結論は、洗車は理論的には買取価格に影響を与えないが、営業マンの心情的に洗車をしておいた方が良い、です。この意味を説明したいと思います。
洗車が理論的に買取価格に影響を与えない意味とは
一括見積もりサイトをみてください。入力項目は、メーカー名/車種/年式/走行距離の4つのみです。これらは、全てが固有名詞が数字で入力が可能です。

この、メーカー名/車種/年式/走行距離の4つ情報を元に営業マンが実際の車を査定します。実際の査定でチェックするポイントは事故をしていないかどうかと、車の状態です。
洗車でカバーできる箇所(泥の汚れやガラスの汚れ)は、買取ったあとにいくらでも掃除でキレイにすることができます。
これが、理論的に洗車が買取価格に影響を与えない理由です。
しかし、心情的には査定に影響をあたえます
人間は感情的に物事を判断すると言われていますよね。自分が車買取の営業マンだったとしたら、汚い車の査定をしたいと思いますか?普通の感覚の人だったら、汚い車の査定はやりたくないです。
『車を査定してもらうことが事前にわかっているのに、この人の車なんでこんなに汚いの?』こう思います。
営業マンに対するリスペクトがないと、営業マンもお客さんの車を少しでも高く買い取れるように努力しようと思えません。
中古車は1点もので、同じ状態に中古車は他には絶対にありえません。なので、営業マンが頑張ってくれれば1万円、2万円くらいは査定額が上がる可能性は誰も否定ができません。
これが、心情的に査定に影響をあたえるという意味ですね。
ここからは具体的な提案を
じゃあ、どうすりゃいいの?と思われることでしょう。ここからは『私ならこうする』という例です。
せっかくキレイに乗った車です。ちょっとでも高く買取って欲しいですよね。
乗っている車の走行距離が5万キロ以内だったら、洗車する
5万キロくらいだと、まだまだキレイな状態を保てていると思いますので、洗車をして少しでもキレイな状態で査定をしてもらいましょう。運がよければ、数万円くらいは営業マンがプラス査定してくれるかもしれません。
6万キロ以上乗っていたら、そのままにする
6万キロ以上継続して乗っていたら、高額査定は期待できません。その場合は、残念ではありますがそのまま査定にだしてしまいましょう。必要以上に手間をかけることはありません。
特に車買取査定額の差が出やすいのは3万kmと5万kmです。これを超えるのと超えないのでは車買取査定額が変わります。3万kmや5万kmが目前なら手放すまではあまり車に乗らないようにした方が良いですね。また、日常のメンテナンスや洗車を丁寧にやっておくことも細かなテクニックと言えます。
— kouji_pon (@kouji_pon) 2017年6月15日
ちょうどタイムリーなツイートがありましたので、引用させて頂きました。
まとめ
長年乗った車です。最後くらいは恩返しの意味もこめて、洗車しましょう(笑)。もしかしたら、査定額は変わらないかもしれませんが、これは気持ちの問題ですね。