
日本は島国なので、電車が走っていない離島はたくさんあります。離島のような環境だと、交通手段の中心は自家用車になりますよね。
交通手段がバスのみにもかかわらず、バスは1日数本。乗り遅れたら大変です。
離島では新車ディーラーや中古車販売店は大きな道路沿いでみかけますが、車買取店をみかけることは多くありません。では、離島在住の人が自分の車を売ろうと思ったとき、どのような方法で売ると一番高く売れるのでしょうか。
今回は離島在住のあなたに車を高く売る方法をお教えします!では始めましょう。
目次
この記事を読んで欲しい人
- 電車がないような離島に住んでいる
- 住んでいる島に車買取店が無い
- 周りの友人はみんな車を下取りに出し、車買取店というものをよく知らない
おそらくほとんどの離島には、大手の車買取店は出店していません。また、離島の人は付き合いを大事にするので、知り合いのディーラーに全て任せっきりになる傾向があります。知り合いのディーラーの人に今乗っている車を下取りしてもらい、新しい車の面倒をみてもらっている人が多いですね。

これはディーラー側としては、イチバン美味しい状態です。でも、本当はもっと高く売れたのに、ディーラーの人に任せっきりにした結果、損をしているかもしれません。
私が離島在住で車を売るとしたらこうする!
インターネットを活用せよ!
今の20代から40代までは、ほとんどの人がスマホをもっていますよね。スマホをもっと活用しましょう。インターネットというのは、パソコンがなくてもできるんです。
インターネットの車買取一括見積もりサイトを使う
スマホに車の情報と自分の連絡先を入れるだけでOK。あとは車買取店から連絡がくるのを待つだけ。簡単ですよね?
もしかしたら、買取価格は相場よりも少しだけ低い金額かもしれません。でもこれは仕方のないことです。その理由を説明ます。
離島の車買取価格が相場よりも、ちょっと安い理由とは
通販サイトの送料を思い出してください。『ただし、北海道・沖縄その他離島へは2000円』となります。こんな記載をみたことはないでしょうか。そうです。離島は配送センターから遠く、空輸もしくは船を使いものを運ばなければいけないので、送料が通常より高くなってしまいます。
話を車に戻しましょう。買取ってもらった車はおそらく船に乗せられて本土の店舗に運ばれます。ここで、通常ではかからない『船に乗せるコスト』が発生しています。この分は、買取価格からマイナスされていると考えるのが妥当です。
ウィラートラベルのサイトが比較しやすかったので、引用させていただきました。
船(旅客のみ) 11,690円~
船(運転者+車両) 69,520円~
差額 54 910円
離島というだけで、約55,000円の費用がマイナスされてしまいます。これが離島で車をうったとき、相場よりも安くなる原因です。これは物理的にどうしようもありません。
どうしようもないことに文句を言っても何も解決できませんので、やれることは少しでも高く買ってくれる中古車買取店を探すことです。
地元の車買取店・中古車販売店は連絡しなくてもいい?
地元にも中古車販売店があり、買取ってもらえそうだったら、連絡しましょう。
ただし、事前に大手買取店で買取金額の見積もりをとっておきましょう。
安い買取金額を提示されたときに、価格交渉する根拠が必要なためです。以下は地元の買取店とのやりとりの例です。参考にしてみてください。



一括見積もりサイトで見積もりをとっていなければ、地元の車屋のおじさんは12万円でしか車を買取ってくれなかったはずです。
地元の車屋のおじさんは買取った車をどうするか?
地元の車屋のおじさんは、この2つのどちらかの対応をします。②がもっとも利益がでる方法です。お店で売ってしばらくして売れなければ①のオークションに出品するかもしれません。
- オークションで売る(島外、県外に売れる可能性が高いです)
- 自分のお店で売る(同じ地域に住んでいる人が買うかもしれません)
まとめ
離島に住んでいるけど、車を高く売りたい!と思ったら、まずは一括見積もりサイトで、大手チェーンの買取価格の見積もりをとりましょう。カービューの愛車無料査定をつかえば、45秒程度で車の買取価格の概算を知ることができます。
概算の買取金額に満足であれば、そこで売ることを決めてしまってもいいでしょう。満足いかなかったら、大手買取チェーンの金額を交渉材料に地元の中古車販売店・買取店に連絡を入れてください。
今までのディーラーさんに全てお任せするよりは、手間がかかります。しかし、ちょっとの手間で5万10万円くらい高く売れるなら、やらない理由はありませんよね。