
不動産や自動車を売るときに、複数の業者に相見積もりを取ることは、インターネットが普及してからは当たり前になってきましたよね。でも、インターネットに個人情報を入れるのには、抵抗があるという人もまだまだ少なくないでしょう。
そこで今回はオンライン中古車査定価格の見積もりサイト(俗に言う、一括見積もりサイト)の使い方を詳しく説明します。オンライン中古車査定サイトのメリット・デメリットから、注意点などを紹介していきます。
目次
オンライン査定サービスの種類について
まずはオンライン中古車査定の種類から説明します。インターネットを活用した中古車査定(オンライン中古車査定)サービスは大きく分けて2種類あります。まずはそれぞれの違いから説明していきます。
一括見積もりサービス
『一括』(イッカツ)と名が付くとおり、一度の見積もりで2社以上から買取価格の提示を受けられるサービスです。カービューの愛車無料査定やウェブクルーのズバッと車買取比較が有名です。パソコンやスマホから気軽に申し込むことができるので、まずは価格を知りたいという人にも人気です。必ず売らなければいけない、というルールではありませんので、価格に満足できれば売るというスタンスでもOKです。

自社査定サービス(1社単独見積もり)
特定の1社に査定をお願いする場合は、1社単独見積もりを利用することになります。有名な買取店では、ガリバーやラビット、アップルなどがありますね。1月から3月の時期はテレビCMが放送されることもあります。値段はそこまでこだわらないから、安心できる業社にお願いしたいという場合は、全国に展開している有名買取店に直接お願いするのもアリかもしれません。
ネットでみかけるオンライン査定のメリット・デメリット
メリット・デメリットを事前に分かった上で、オンライン査定サービスを利用すると、あとあと『あ~失敗した~』となりません。
ネット上にはたくさんの口コミがありますが、『使って良かった~』と思えるよう、最低限このくらいは憶えておきましょう。
まずはオンライン査定のメリットから
- 無料で使える
- 自宅に査定に来てもらえる
- 買取店次第ではあるが、概算価格の提示を受けることができる
- 電話ではなく、メールでやりとりができる
続いてオンライン査定のデメリット
- 情報入力が完了したタイミングから、着信があり、メールがたくさんくる(連絡方法はメールでお願いします、と書くと考慮してくれる)
- 出張査定前提なので、自宅の住所を入力する必要がある(個人情報をいれなければいけない)
価格次第では、車を買取ってもらいたいという人は必要な書類をそろえておこう
必要書類はガリバーのサイトにとても分かりやすく親切にまとまっています。
書類関連の確認は面倒なことが多いが、不明な点は担当の営業マンなどに確認するなどして、早期に解決しておきましょう。
参照元 ガリバー
車売却時に必要な書類リスト
- 自動車車検証(普通自動車・軽自動車共通)
- 印鑑登録証明書(普通自動車のみ)
- 自賠責保険証(普通自動車・軽自動車共通)
- 自動車納税証明書(普通自動車・軽自動車共通)
- 実印(普通自動車・軽自動車共通)
- 振込先の銀行口座情報(普通自動車・軽自動車共通)
- リサイクル券(預託済みの場合)(普通自動車・軽自動車共通)
プラスアルファでやった方が良いと言われていること
車買取店の営業担当者も人間です。『感情に訴える』ことで、査定価格が上がったという話は色々な人から聞くことがあります。この場合の『感情に訴える』とは、相手に悪い印象をもたれないようする、そして少しでも好印象をもってもらうことです。簡単なことばかりですが、この1~4番をちゃんとやれば、マイナスな印象はもたれないでしょう。
- 車をキレイにしておく
- 営業担当者に対して、エラそうな態度をとらず紳士な態度で対応する
- 約束の時間を守る
- 依頼された書類等はキチンと用意する
-
-
【査定前にお掃除を!】車掃除におすすめのハンディクリーナー4選
【無料です!試してみてください】10万円以上高くれた人が続出! 恋愛でも同じですが、清潔感が無い人とは実際にお付き合いに発展する可能性が高くないですよね。やっぱり最低限の清潔感(洋服やカバンなど含めた ...
一年の中で高く売れる時期があるとしたら
年始から3月くらいまでは、高く売れる時期です。新社会人たちが車を買うので、買取り価格も上がる傾向にあります。
いずれにせよ、高く売るためには多少のテクニックは必要です。ぜひ希望の値段で売れるように頑張ってみてください。
新車に乗り換えるという人は、下取りの方がお得な場合も
今乗っているクルマの買取金額分を新車購入金額から差し引いてもらうことを、下取りと言います。ディーラー側が下取りをしたい場合、理由はこんな感じになります。
- 営業マンが個人的に中古車店に横流しして、お小遣いを稼いでいる(可能性がある)。今はもう難しいのかもしれません。
- ディーラーが認定中古車店での販売用に仕入をしたい。
- 仕入うんぬんではなく、顧客とのリレーションを強化したい
トータルの購入金額が安くなる方を選べばよいですが、買取の場合は見積もりをとらないと金額がわかりません。スケジュールに余裕があれば、まずは買取査定をやっておくと良いと思います。